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予めGradleをインストールしておかなくても、Gradleラッパーを使用することにより、
Gradleプロジェクトのビルドを行うことができる。

もちろんJavaについては、あらかじめインストールしておく必要があるが、
Gradleのダウンロードから自動的に行ってくれるので、
チームに新たにGradleを導入する際などに非常に助けになる。

#contents

**ラッパーの定義とファイルの生成 [#d402687d]

まずは、以下のようにビルドスクリプトに対してwrapperタスクを追加する。
>
 task wrapper(type: Wrapper) {
    gradleVersion = '1.0'
 }
<
もちろんgradleVersionは、ビルドスクリプトが要求するGradleのバージョンと一致させる必要がある。

次にwrapperタスクを実行する。
>
 $gradle wrapper
<
以下のように実行結果が表示されれば成功。
>
 gradle-sample
 :gradle-sample:wrapper
 BUILD SUCCESSFUL
 Total time: 11.812 secs
<

プロジェクトディレクトリ直下に、以下のファイルが生成されているはずである。
>
 │  gradlew
 │  gradlew.bat
 ├─gradle
 │  └─wrapper
 │          gradle-wrapper.jar
 │          gradle-wrapper.properties
<

この、gradlew(gradlew.bat)がGradleラッパーの実行ファイルである。
これを実行すると、Gradleの環境がなくてもビルドを行うことができる。

**gradlewの実行 [#fef6c7fa]

buildタスクを実行してみる。
Windowsならば以下のように実行する。
>
 $gradlew.bat build
<
Gradleのダウンロードおよびbuildタスクの実行が一発で完了する。

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